2004年 全日本ロードレース選手権 第3戦 もてぎ 予選:4位 決勝:リタイア
決勝観戦場所:V字前 2004.6.13
さて、もてぎ。
もてぎは、大阪から遠いし、交通の便悪いし、周辺のホテル少ないし、
観客席からコース遠いし、決勝でバトルがあまり見られないし、
その他、いろいろと腹の立つ事件が、多々起こるので、大嫌い。
でも、今回は、サーキット内の周回バスをかなり活用して、
なかなかいいやん!これ!と、思ったのでした。
こういう新しい発見があると、ちょっと好きになれたり…する。
予選1回目
S字に車を駐車して観戦できる、「コースサイド駐車券」ってのがあるけど、
これが、ライスポの懸賞で当たったので、もちろん活用。
コレ、かなり良かった!!。駐車代だけでも地道に節約しないとね…。
中須賀は、コースインして1周した?と思ったら、ピットイン。何?何?どーしたぁ?
と思ったけれど、5分くらいして再度コースイン。
その間の順位は、青山・高橋・及川。
とりあえず、走り始めた中須賀は、58秒台にタイムを入れてきて3番手に。
そして、57秒台を出してきたと思ったら、高橋が56秒台をマーク。
続いて、青山も56秒台を出し…、中須賀は2度目のピットイン。
横江も、56秒台に入れてきて、
中須賀はコンスタントに57秒台を出すもののタイムが上がらない。
最後に、高橋が55秒296という、1人浮きしたタイムを出して終了。
中須賀の走り…何がどう悪いっていうのはワカラナイけれど、
とにかく、高橋が(なぜか?)速い…。
1回目が終ってから、中須賀君に調子を聞いてみると、
「V字」が苦手でうまく走れないとのこと。
よし。。。次は、「V字」で見ようっと。
予選 | Rider | # | BestTime | 1/Pos. | 2/Pos. |
@ | 高橋 裕紀 | 55 | 1’54”507 | 1 | 1 |
A | 亀谷 長純 | 3 | 1’55”783 | 7 | 2 |
B | 横江 竜司 | 6 | 1’55”786 | 2 | 3 |
C | 中須賀克行 | 8 | 1’55”891 | 6 | 4 |
D | 青山 周平 | 73 | 1’55”915 | 3 | 5 |
E | 東浦 正周 | 12 | 1’56”648 | 5 | 6 |
F | 藤岡 祐三 | 9 | 1’56”690 | 4 | 7 |
予選2回目
中須賀はコンスタントに57秒台と56秒台を出してるものの、
高橋・亀谷が55秒台を出してくる。
中須賀3番手タイムで、ピットイン。
青山・高橋・中須賀・亀谷の順位だったが、
ここから、皆タイムが上がり出す。
亀谷・青山・中須賀・高橋となり、
横江が55秒台のトップタイムを出すが、
中須賀も55秒台を出して、横江に続いて2番手。
しかし、最後には高橋・亀谷がタイムを更新し、
最終ラップで高橋が、54秒台?!を出し、
高橋・亀谷・横江・中須賀・青山の順で2回目が終了。
いやぁ〜…1回目に比べると、面白かった2回目予選。
ラップ毎に、皆がタイムを更新して、誰がトップになるかわからない予選だった。
明日の決勝は、フロントロー4番手からスタート。
苦手と聞いてた「V字」は…まぁ、、、言ってた通りだったけど…、
何本か、いいトライをしてたので、明日は大丈夫でしょ〜(^^)
今回の宿は、初めての宇都宮。
車で1時間弱なので、意外と便利でした。
ただ!…なんだか街全体が餃子の匂いがするし、
ホテルの冷蔵庫も餃子の匂いがするし…、
食べよう!と意気込んで宇都宮に来たのに、
結局、匂いだけでお腹がいっぱいになって、
日本一の餃子の街で、餃子は食べず…(T_T)
日曜日
フリー走行
前日の夜から降り続けた雨が、JSBフリー前にやっとあがって、
250走行時は、ハーフウェットの状態。
中須賀は、15分間をフルに使って精力的に走り、
横江・亀谷・藤岡に続き4番手。
高橋は、ほとんど走らず。
午後から、天気は晴れの模様…。
今回は、全日本のレースの他にも、いくつかのイベントが途中に入ってて、
250の決勝が始まるのは、なんと16:45スタート!!
今回、夜行バスで帰阪するので、見る事が出きるけれど、
新幹線や、飛行機で遠方から来ている人にとったら、
見るコトができない時間…。
朝のフリーから、およそ6時間も開いて決勝って…なんやねん!!それっ!!…と、かなり疑問を抱いた。
決勝(20L)
スタートしてホールショットを取ったのは、2列目5番手スタートの青山。
しかし、すぐに高橋・亀谷が青山をパスし、
高橋・亀谷・青山・藤岡・横江・中須賀。
中須賀は、2コーナー抜けた辺りで、なんか一気に抜かれてしまってた。
2周目で、横江がオーバーランし、中須賀はポジションを1つ上げて5番手。
しかし、前方の青山・藤岡の2台と、少し差がある。
トップ高橋と2番手亀谷の差は、2秒弱。
携帯サイトのモータースポーツチャンネルの、ライブタイミングが、トラブってて、
ラップタイムがわからない状態。
手元の計測で、だいたい56秒前半を連発してきてたので、
55秒台も出しているかもなぁ〜と推測。
4・5・6周目で、前を走る青山・藤岡に追いついてきた中須賀。
ここから、コーナー毎に前を走る藤岡に迫るものの、
ストレート、コーナー立ちあがりの差で、離されるという繰り返し。
8周目の最終コーナーで、藤岡を抜くか?!という程接近して、9周目突入。
このまま、イケーーーー!!と応援も過熱し始めた…んだけれど、
90度コーナーで転倒!のアナウンスが…。
決勝 | Rider | Gap | BestTime |
1 | 高橋 裕紀 | ― | 1’55”387 |
2 | 亀谷 長純 | 3.200 | 1’55”289 |
3 | 青山 周平 | 16.039 | 1’55”911 |
中須賀克行 リタイヤ |
1’55”940 |
ん〜〜〜…。ショックだったけれど、イイ走りをしてたので、
凹み度は少なかった。
アナウンスで、すぐに立ちあがったと聞こえたので、
ケガはしていないんだろうor軽傷かなと思ったので、心配はしなかった。
結果よりもベストを尽くして欲しい…とは思っていたけれど、
ライダーにとっては、結果が全てなんだろうなぁ。
なんとも残念で、ライダーの気持ちを思うと、やりきれない。
ま、その後、最後までレースは見てました…。
途中、横江がリタイヤ。
2番手の亀谷が、高橋を追い続けたが…、
前戦筑波に続いての、高橋のポールtoウィン。
中須賀は、ランキング5位に…。
パシフィックGPにワイルドカードに参戦できる?際どいランキング。
またもや今年も!ですか…(ーー)
ま、正式発表を待つとしますかぁ〜。
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